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ケーススタディ 教育 

イルメナウ工科大学
2022年 10月 13日

まるでセミナーに参加しているかのような講師とのやりとり:ロックダウンの中、イルメナウ工科大学はAVシステムを導入し、世界中の学生が講義やセミナーに参加できるようにしました。

「10室のセミナールームをこのようにつなげることで、全員が1つの部屋にいるかような臨場感を持って自由にコミュニケーションが取れるようにすることが最大のポイントでした。」

プロジェクトの概要

チャレンジ

10室のセミナールームをAV会議システムでネットワーク化し、臨場感あふれるセミナーを実現できないか?

ロックダウンによるアクセス制限時にハイブリッド講義を行うために、当初は600席と300席の2つの講義室にテレビ会議システムを導入しました。このシステムは、教員、キャンパス内の学生、および学外の学生が平等に講義を受けられるようにするためのものでした。

2つの大講義室のハイブリッド化が成功した後、このソリューションは大学内の10室のセミナールームに拡大導入されました。

特別な要件:AV会議テクノロジーは、実際のセミナーのような臨場感、つまり参加者間のリアルタイムなコミュニケーションを実現するものでなければなりませんでした。

新しい機能は既存の技術にシームレスに統合され、技術スタッフや講師の新たな負担が生じないようにする必要がありました。

また、新しいコントロール要素は、誤操作を避け簡単に操作できるユーザーインターフェイスである必要がありました。

ソリューション

大講義室には、AVシステムにQ-SYS PTZカメラとゼンハイザーのシーリングマイクを導入し、講師の映像や音声だけでなく、会場にいる聴衆とのコミュニケーションを含む情報を逃さずにリモートの受講生にしっかり届けられるようにしました。

また、複数の部屋での分散講義においても参加者全員がリアルに交流できるように、セミナールーム間は完全にネットワーク化されています。

シーリングマイク、Q-SYS PTZカメラ、Q-SYS TSCコントロールパネルからなるAV会議システムにより、セミナーからの音声と映像は他のセミナールームやキャンパス外のバーチャル参加学生にも確実に届きます。

30~40席の10室のセミナールームでダイナミックな双方向コミュニケーションを実現しました。

講師はAV会議システムの複雑さを感じることなく、簡単に操作を行えます。

ソリューション コンポーネント

  • Core 510i プロセッサー 
  • Core 110f プロセッサー 
  • Core nano プロセッサー 
  • AD-S6T スピーカー 
  • SPA 2-200 アンプ 
  • PTZ 20x60 カメラ
  • PTZ 12x72 カメラ
  • NV-32-H ネットワークビデオエンドポイント 
  • TSC-116W-G2-BK タッチパネル 

結果

イルメナウ工科大学では、高度なAV会議システムにより、ロックダウン中でもバリアフリーな学習が可能になりました。

セミナールーム間のネットワークにより、講師は講義内容をルームからルームへ、また同時に外部の参加者や学生にも送ることができます。またカメラの映像は任意のディスプレイに転送することもできます。

コントロールパネルのUCIは、講義に必要なすべての機能を表示できるよう特別にデザインされていて、講師は特別なサポートを必要としません。

ケーススタディ その他

ウィーン経済大学
パンデミックの中、時間的制約のあった改修でしたが、リモート講義の実現に向け、Q-SYSは、PKE エレクトロニクス社を支援しました。わずか4週間で、最初の講堂にAVシステムが設置され、学生は世界中どこからでも講義に参加できるようになりました。

もっと知りたいですか?

今後のプロジェクトについてご相談いただければ幸いです。

Q-SYSでできることはたくさんあります

ITインフラと Q-SYS の連携については、Advance Solutionsをご覧ください。

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